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“正しさ”が人間関係を苦しくする理由

あなたは、こんな経験をしたことはないでしょうか?

・自分は正しいと思っているのに、なぜか人と衝突する
・相手の間違いがどうしても許せない
・「普通こうするべきだ」と思うほど関係が悪くなる
・正論を言っているのに伝わらない

多くの人は、
「正しさ」は人間関係を良くするものだと思っています。

しかし現実には逆で、
“正しさ”が強くなるほど関係はこじれていきます。

Ⅰ.正しさとは何か?

僕の定義する「正しさ」とは、

です。

つまり正しさとは、

「これが唯一の正解だ」

と無意識に決めてしまった解釈のことです。

本来の解釈は複数存在しますが、
それを一つに固定した瞬間、
それは「正しさ」に変わります。

Ⅱ.正しさは悪ではない

重要なのはここです。

正しさそのものは悪ではありません。

むしろ人間社会において必要なものです。

問題は、

に起きます。

Ⅲ.正しさが絶対化すると何が起きるのか

正しさが絶対になると、
人は無意識にこうなります:

・相手は間違っている
・自分は正しい
・理解されるべきは自分側
・相手は修正されるべき

この状態になると、
対話ではなく「修正」が始まります。

そして関係性は一気に硬直します。

Ⅳ.正しさの衝突構造

人間関係がこじれる典型パターンはこれです。

A「これが正しい」
B「いや、それは違う」

つまり、
問題の本質は、
事実の違いではなく、

です。

ここではどちらも自分が正しいと思っているため、
解決ではなく対立が生まれます。

Ⅴ.経営・家庭・組織で起きていること

例えば、
経営の現場では、
・時間は守るべき
・報告は必ずすべき
・主体性は持つべき
という「正しさ」が存在します。

しかし、社員側には別の現実があります。
・状況が読めない
・優先順位が違う
・恐怖や不安がある
このズレがある状態で正しさを押し付けると、
関係は崩れます。

家庭でも同じです。
・親の正しさ
・子どもの現実
このズレが摩擦を生みます。

Ⅵ.正しさは“問題を生む装置”になる

正しさそのものではなく、
問題になるのはここです:

その瞬間に
・評価
・否定
・修正
・コントロール
が発生します。

そして人間関係が重くなります。

Ⅶ.正しさは無意識から生まれる

ほとんどの正しさは意識的ではありません。

・育った環境
・成功体験
・社会常識
・教育
・組織文化

これらが統合されて、
「当たり前」として固定されています。

つまり人は、

Ⅷ.正しさが苦しみを生む構造

正しさが苦しみを生む理由はシンプルです。

現実は常に変化するのに、
正しさは固定されているからです。

その結果
・思い通りにならない
・理解されない
・修正できない
・イライラが増える
という現象が起きます。

Ⅸ.正しさの本質

正しさの本質はこれです。

つまり、
正しさは、
真理ではなく

“不安を抑えるための構造”です。

Ⅹ.正しさを手放すと何が起きるか

正しさを手放すというのは、
「何でもOKにする」という意味ではありません。

そうではなく、

ということです。

すると
・対話が生まれる
・相手の背景が見える
・選択肢が増える
・関係が柔らかくなる

今の閉塞した状況を変える道が開けるのです。

Ⅺ.結論

正しさとは、

人間関係を良くするものではなく、

固定された解釈構造である限り、対立を生む装置になり得るもの

です。

そして問題の本質は、
正しさそのものではなく、

「それを絶対化している無意識構造」にあります。

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