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理念が浸透しない本当の原因

この記事では、
実際の経営者とのセッション内容をもとに、

「なぜ理念が浸透しないのか?」

についてお話します。

このテーマで悩んでいる経営者は、本当に多いです。

・理念を作った
・研修もしている
・福利厚生も整えている
・社員のためを思っている

それなのに、

なぜか社員に想いが伝わらない。
理念が浸透しない。
主体的に動いてくれない。

では、その本当の原因は何なのか?

今回のセッションで、その“根本”にたどり着きました。

【「社員のためにやっているのに、伝わらないんです」】

今回の相談者の社長は、社員想いの方でした。

福利厚生も整えている。
社員教育にも投資している。
会社を良くしたいという想いも強い。

それでも、

「理念が浸透しない」
「社員が主体的に動かない」

という悩みを抱えていました。

そして、話を聞いていく中で、こんな言葉が出てきました。

「時間を守れない社員を見ると、どうしてもイライラしてしまうんです」

ここに、実は大きなヒントがあります。

【社長は「社員」にイライラしているのではない】

多くの経営者は、

「社員に問題がある」

と思っています。

でも、本当にそうでしょうか?

セッションの中で、僕はこんな問いを投げかけました。

「“時間は絶対守るべき”って、本当に絶対なんですか?」

すると社長は、一瞬止まりました。

当然ですよね。

僕たちは無意識に、

・時間は守るべき
・こうあるべき
・社会人なら当然
・普通はこうする

という“正しさ”を持っています。

そして、その正しさ通りに相手が動かないと、イライラする。

つまり、

問題の本質は、社員そのものではなく、

だったのです。

【理念は「人を変える道具」ではない】

さらに話を深めていくと、

社長の中に、

「理念を浸透させて、社員を変えたい」

という無意識があることが見えてきました。

でも、

理念とは本来、
「人をコントロールする道具」ではありません。

ここがズレると、
どれだけ立派な理念を作っても、社員は苦しくなります。

なぜなら、
理念が“愛”ではなく、

「圧」

として伝わるからです。

【社員を変えるより、社長が変わる方が早い】

セッションの中で、

社長はこんな言葉を口にされました。

「結局、私のあり方ですね…」

ここが、本当のスタートです。

多くの経営者は、

・社員を変えたい
・組織を変えたい
・行動を変えたい

と思っています。

でも実際は、

社長自身の“無意識”が、

組織全体に大きな影響を与えています。

だから僕は、

「社員教育」より先に、

「社長の無意識」

を見ることが重要だと思っています。

【問題は“出来事”ではなく“解釈”から生まれる】

時間を守らない社員。

これは、ただの“出来事”です。

でも、

「時間を守るべき」
「守らないのはダメ」
「ちゃんとするべき」

という解釈が入ることで、

怒りやイライラが生まれます。

つまり、

問題を作っているのは、

出来事そのものではなく、

“自分の解釈”

なのです。

ここに気づけると、

組織の見え方が大きく変わります。

【理念浸透の前に必要なこと】

理念を浸透させたい。

社員に主体的に動いてほしい。

その気持ちは、とても自然です。

でもその前に、

一度、自分自身に問いかけてみてください。

・「私は、社員を“信じて”いるだろうか?」

・「私は、自分の正しさを押し付けていないだろうか?」

・「理念を、“コントロール”に使っていないだろうか?」

もし、少しでも心が動いたなら、

問題の本当の原因は、

社員ではなく、

“社長の無意識”

にあるのかもしれません。

もしあなたが今、

・理念が浸透しない
・社員とのズレを感じる
・同じ問題が繰り返される
・頑張っているのに苦しい

そんな状態なら、

一度、

「社員を変える」

ではなく、

「自分の無意識を見る」

という視点を持ってみてください。

そこに、

組織が変わる本当の入口があるかもしれません。

【まとめ記事】

【オススメ記事】

【個別相談について】

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