1. HOME
  2. ブログ
  3. 人材育成
  4. 経営
  5. 原理原則
  6. 問題は“出来事”ではなく“解釈”から生まれる

問題は“出来事”ではなく“解釈”から生まれる

あなたは、
こんな経験をしたことはないでしょうか?

・同じことを言われても、全く気にならない時もあれば、強く傷つく時もある。
・同じ出来事なのに、怒る人もいれば、笑って受け流す人もいる。
・ある社員にはイライラするのに、別の社員にはなぜかイライラしない。

もし、

“出来事そのもの”

が問題の原因なら、

誰が見ても、誰が体験しても、
同じ反応になるはずです。

しかし、
現実はそうなっていません。

つまり、

人は、“出来事そのもの”に反応しているのではないのです。

では、
何に反応しているのでしょうか?

それが、

です。

【問題の方程式】

僕は、
20年以上、経営者の相談に乗る中で、

人の悩みや、
組織問題には、

ある共通した構造があることに気づきました。

それが、

P = F + I

P(Problem)= 問題
F(Fact)= 事実
I(Interpretation)= 解釈

つまり、

問題とは、“起きた事実”

そのものではなく、

ということです。

【Fact(事実)と Interpretation(解釈)は違う】

例えば、

「社員が9時5分に出社した」

これは、
ただの事実(Fact)です。

しかし人は、
そこに対して、

・やる気がない
・会社をナメている
・社会人失格だ
・責任感がない

など、

様々な解釈(Interpretation)を加えます。

ここで重要なのは、

“問題”

は、

事実だけでは発生していない

ということです。

つまり、

「社員が9時5分に来た」

という事実そのものが、
問題なのではありません。

その事実に対して、

「許せない」
「ありえない」
「普通こうするべきだ」

という解釈が加わった瞬間、

問題が発生しているのです。

【解釈が感情を生み出している】

人はよく、

「相手のせいでイライラした」

と思っています。

しかし実際には、

相手の言動そのものが、
直接感情を生み出している訳ではありません。

その言動を、

「失礼だ」
「常識がない」
「普通はこうするべきだ」

と、

“自分が解釈した結果”

怒りや苦しみが生まれているのです。

つまり、

問題の本質は、

出来事そのものではなく、

“解釈”

にあります。

【同じ出来事でも、人によって反応が違う理由】

例えば、

社員から返事がなかった時。

ある人は、

「忙しいのかな」

と受け取ります。

しかし、
別の人は、

「無視された」
「軽く扱われている」

と受け取ります。

起きている出来事は同じです。

しかし、

解釈が違うだけで、

感情も、
人間関係も、
その後の行動も、
まるで別のものになってしまいます。

つまり人は、

“現実そのもの”

を見ているのではなく、

“自分の解釈フィルター”

を通して世界を見ているのです。

【多くの経営者は、FactではなくInterpretationに反応している】

例えば、

社員が意見を言わなかった時。

Fact(事実)は、

「社員が発言しなかった」

ただそれだけです。

しかし経営者は、
そこに、

・やる気がない
・主体性がない
・考えていない
・能力が低い

というInterpretation(解釈)を加えます。

そして、
その解釈を、

“客観的事実”

だと思い込んでしまうのです。

ここから、

イライラ、
叱責、
コントロール、
圧力、

が生まれます。

しかし実際には、

社員は、

・緊張していた
・否定されるのが怖かった
・考えがまとまっていなかった
・社長の顔色を伺っていた

だけかもしれません。

つまり、

経営者自身の解釈が、

問題を拡大させていることが非常に多いのです。

【問題をゼロにする鍵は、“解釈”に気づくこと】

多くの人は、

問題を解決するために、

外側を変えようとします。

・社員を変える
・相手を変える
・環境を変える
・行動を変える

しかし、

問題の方程式で見ると、

問題を大きくしている原因は、

自分自身のInterpretation(解釈)

にある場合が少なくありません。

つまり、

本当の問題解決とは、

“解釈に気づくこと”

から始まるのです。

【解釈が変わると、世界の見え方が変わる】

僕は、
長年、経営者の相談に乗る中で、

問題を解決しようとするより、

“その問題をどう解釈しているのか?”

を見ることが重要だと感じています。

なぜなら、

解釈が変わると、

同じ現実でも、
見え方が変わるからです。

そして、
見え方が変わると、

感情も、
行動も、
人間関係も、
組織も、
自然と変わり始めます。

だからこそ僕は、

「それって、本当にそうなんですか?」

「他の可能性はありませんか?」

という問いを大切にしています。

その問いによって、

今まで無意識に握っていた解釈に気づき、

絶対だと思っていた世界に、

新しい可能性が生まれ始めるからです。

【まとめ記事】

【オススメ記事】

【個別相談について】

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事