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組織問題の本当の原因は、“社長の無意識の正しさ”にある
あなたは、経営者として、
あなたはこんな悩みを抱えていないでしょうか?
・社員が思うように動かない。
・何度言っても、同じミスを繰り返す。改善しない。
・理念を伝えても浸透しない。社員の意識が変わらない。
・自由にやらせても主体性が育たない。
多くの経営者が、
組織の問題を「社員側の問題」だと考えています。
例えば、
あなたにもこんな経験があるのではないでしょうか?
社員に「何回言ったら分かるんだ(怒)」とイライラした経験が。
おそらく1回どころか、
何十回、何百回経験してるかもしれませんね。
その時を思い出してください。
何にイライラしていたのかを。
ひょっとして
あなたは、社員に対して
こんな考えを持っていたのではないでしょうか。
「なぜ俺の言ってる意味を理解できないんだ」
「ちゃんと考えているのか?」
「やる気があるのか?」
「普通、常識的に考えたら分かるだろ」
しかし、
ここで一度、考えてほしいことがあります。
本当に、
あなたの発言を理解できない原因が、
社員に“だけ”あるのでしょうか?
逆に、
社員“だけ”でなく
こんな可能性はないでしょうか?
・あなたの伝える際の説明が少し足りなかった。
・あなたが社員が理解しにくい言葉を使ってしまっていた。
・瞬間的に理解するのが難しい内容だった。
・伝えるタイミングが悪く、理解に至らなかった。
などなど・・・。
つまり、
何が言いたいかと言うと
社員があなたの言葉、考えを理解できなかった原因は、
社員側、社員に“だけ”ある訳じゃない可能性はないのか?
ということです。
この様に
あらためて冷静に、事実を確認していくと、
違った可能性が見えてきます。
多くの経営者は、
とっさに、イライラしてしまうと、
つい、相手にダメな理由、できない原因を
求めてしまいがちになります。
ではなぜ、
多くの経営者は、
社員にダメな理由を見出すようになってしまうのか?
長年、僕は経営者の相談に乗る中で、
ある共通点に気づきました。
それは、
組織問題の多くは、
“社長自身が無意識に握っている正しさ”
から始まっている
ということです。
【イライラを生み出す正しさ】
経営者に限らず、人は誰でも、
・ちゃんとやるべき
・普通はこうするべき
・相手のことを理解すべき
・空気を読むべき
・社会人なら常識を持つべき
という「正しさ」を持っています。
もちろん、
正しさ自体を否定したいのではありません。
しかし、
ここからが問題になります。
その“正しさ”を、
『絶対』だと思った瞬間、
苦しみが始まるのです。
『絶対』とは、
“他の可能性が存在しない”
と無意識に思い込んでいる状態です。
つまり、
「こうあるべき」
「普通はこうするべき」
「相手は理解すべき」
という考え以外の可能性が、
見えなくなっている状態です。
【人間のすることで絶対はない】
例えば、
「ちゃんと報告すべき」
という考えも、
ある人にとっては常識でも、
別の人にとってはそうではありません。
つまり、
人間の世界に、“絶対の正解”は存在しないのです。
しかし人は、
自分の正しさを絶対化した瞬間、
・イライラ
・不満
・コントロール欲
・衝突
を生み出します。
【問題は“出来事”ではなく“解釈”から起こる】
同じ出来事でも、
怒る人もいれば、
笑って受け流す人もいます。
つまり、
問題を生み出しているのは、
“出来事”そのものではなく、
その出来事に対する
“自分自身の意味づけ”
なのです。
僕はこれまで、
多くの経営者の相談を受けてきました。
その問題の本質を深く見ていくと、
最終的には、
“無意識の前提”
に行き着くことがほとんどです。
【無意識のコントロール欲が問題を引き起こす】
多くの組織問題の背景には、
「社員が自分の思い通りに動いてくれれば、
全てうまくいくはずだ」
という、
経営者の無意識の前提があります。
それゆえに、
多くの経営者が
社員に自分の考える通りに動いてもらおうとする
“コントロール欲”を持っています。
そして、
その“コントロール欲”から問題が生まれています。
例えば、
親は良かれと思って
子どもに「勉強しなさい」と言います。
しかし、その結果どうなるでしょうか?
多くの場合、
逆に、やる気を無くしたり、
返って、勉強しない
という結果になるのではないでしょうか。
つまり、、
人はコントロールしようすればするほど、
逆に相手は、主体性を失いますし、
望む逆の反応をしてしまいます。
だからこそ僕は、
「人を変える」
つまり、
社員をコントロール=社員自身を変える働きかけ
をするのではなく、
社員が自然と成長できる“育つ環境を整える”
ことが大切だと考えています。
奥田の支援スタイル
僕は、
ノウハウを押しつけるタイプの
コンサルタントではありません。
「それ、本当に絶対ですか?」
という問いを通じて、
経営者自身が、
無意識に握っている前提に気づき、
組織や人間関係の見え方そのものが変わる。
そんな対話を大切にしています。
ここで、ちょっと変な話をしますね。
僕は、ある意味、
あなた以上に、あなたの可能性を信じています。
なぜなら、
あなたが信じる絶対の信念以外の可能性が見えるからです。
『絶対』とは、答えが一つしかない状態です。
普通に考えて
あなたの人生が一つに固定される訳がないじゃないですか!
そういう意味でも、
あなたの可能性を絶対によって閉じる必要はないのです。
だからこそ
あなたの可能性を開くための合言葉が、
「それ、本当に絶対ですか?」
なのです。
最後に
【こんな経営者のお役に立てます】
このページは、
・表面的な対処療法ではなく、
・組織問題の根本原因を見つめたい
・人間関係を深く理解したい
・“あり方”から経営を見直したい
そんな経営者に向けて書いています。
もし今、
社員や組織との関係に苦しさを感じているなら、
一度、
「自分は、何を“絶対”だと思っているのか?」
を、
見つめてみてください。
これが一見、遠回りのように見えるアプローチですが、
あなたの理想を最短最速で実現する近道になるはずです。
なぜなら、
あなたの無限の可能性は、
あなたの信じる絶対の世界のすぐ隣になるからです。
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