1. HOME
  2. 特集
  3. 問題が発生する理由

SPECIAL

特集

問題が発生する理由

自分で解決できることは問題にはならない。

自分で解決できないことが問題となる。

 

経営の問題が解決できないのは、

あなたが経営者として能力が低いとか、カリスマ性がないとか、
何かしらの経営者の資質が足りないことが原因ではありません。

例えば、
多くの人が、「息を吸う」ことに問題を感じていません。

なぜなら、自分で当たり前に、当然のことして【呼吸】ができるからです。

呼吸することが問題になるのは、呼吸器官に疾患がある人です。

つまり、
当たり前にできることは、最初から問題になりません。

 

経営において、

「ウチの会社は優秀な人材に恵まれない・・・。」と嘆く経営者がいます。
一方で、「うちの会社は人材に恵まれている!」と誇る経営者もいます。

前者の経営者は、人材育成や人材採用が苦手なのかもしれません。
後者の経営者は、天性の人たらしかもしれませんし、人財育成の達人かもしれません。

どっちが良いとか悪いとかありません。

ただ、経営の問題において
得手不得手があり、難なく対応できる、卒なくこなせる経営者とそうでない経営者の違いがあるだけです。

ですから、この『原因と結果の法則』を元に考えると、

あなたの問題がなかなか解決しないのは、
問題となっているテーマは、あなたが卒なく応対できない可能性があります。

問題となるのは、いつでも
経営者が得意でない、卒なくこなせない、
どちらかというと苦手、不得手なことに対応しないといけないときです。

 

ですから、
「自分で何とか解決しなければ・・・」と頑張る限り、それは問題でありつづけます。

問題が発生したとき、

「それは自分が得意でないことだ」と気づく、
「自分で何とか解決しなくてもいい」と気づくことができれば、
その『気づき』から問題解決のための無限の選択肢の存在が認識でき、自由に選べるようになります。