社員にやる気を感じられない時の対処法(2)
こんにちは。
『気づき』で成長に導く奥田です。
前回は、「社員にやる気を感じられない時の対処法(1)」の続きです。
前回のまとめとして、
【『絶対と信じている信念』を持つと、
信念の正しさを優先させ、事実を事実として認識できなくなる】
ことをお伝えしました。
その結果、問題解決のために選択していることが問題の核心を突かず、
問題解決に至らないという話でした。
ご覧なられていない方は、こちらからどうぞ。
それでは早速、今回も、
『気づき』につながる誰も語らない本当の話をしたいと思います。
では早速、本質的な『やる気を引き出す方法』を探ってみたいと思います。
例えば、これまであなたは社員のやる気を出すためにどんな取り組みをしましたか?
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いかがでしょうか?
こんな取組みをされたかもしれませんね。
・モチベーションアップの研修を受けさせる。
・社長の思いを何度も何度も伝え続ける。
・仕事を依頼するときに目的や意味を伝える。
・飲みにケーションを行う。
・目的を持って朝礼を行う。
・自己啓発の本を配る。
細かく挙げれば、その方法は無数にあります。
なぜ、上手く行かなかった方法を確認したかというと、
その『本当』の原因を明らかにして、『本当』の原因をクリアすれば、
問題解決するからです。
当たり前のことを言っていますが、【本当の原因】というのがミソです!
改めて、ちょっと考えてください。
今、例に挙げた方法すべてに、ある共通することがありますが、
それが何か分かりますでしょうか?
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ここで、僕から一つ、ホントの原因に近づく『気づきのヒント』を!
どの方法も「●●は変えられる」という前提条件にしています。
ヒントどころか余計に考え込んでしまいましたかね?!
ここで僕の結論を言いますね。
それは、すべてが【社員】を変える取り組みです。
当たり前のことを言いましたね!
でも、これが誰も気づいていない大切なことなんです!
何が大切かというと、
例えば、ある社員さんAさんを評価するとき、
他の社員Bさんの評価は、「Aさんはよく頑張っている。」だったとします。
一方、社員Cさんの評価は、「Aさんは、あまり頑張っていいないです。」との評価です。
普通にありうる話だと思います。
同じAさんの評価にも関わらず、見る人、評価する人が変われば、評価が変わるのです。
つまり、たとえ、Aさんの絶対的能力の数値がアップしたとしても、
結局、それを見る人の立場、価値観によって、評価は高くも低くもなるということです。
このBさんとCさんの話ならあなたも客観的に見れると思います。
あらためて、お聞きしたいと思います。
あなたが経営者の立場で、社員を評価する場合と何か違いがあるでしょうか?
僕があなたに何をお伝えしたいのか。
それは、社員さんへのあなたの評価が絶対的なものではない、ということです。
そして、あなたから見て評価が低い社員さんは、
「できていない」「足りていない」「満たしていない」ではなく、
本当は『できている』『足りている』『満たしている』可能性が十分、あるのでしょうか?
最後にまとめますね。
あなたが、社員にやる気が感じられないとき、
それは、「やる気がないのではなく、[やる気がないとき]もある」のではないでしょうか?
または、あなたが思うカタチでの「やる気」の表現方法をその社員さんは持っていないのではないでしょうか?
そして、その社員さんは、自分なりに精一杯、やる気を持って仕事に望んでいるのではないでしょうか?
その可能性を探ってからでも、次のアクションを決めても遅くはないと思います。
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