会社の理念の作り方(1)

こんにちは。奥田です。

 

会社の理念の作り方について、他では語られることがないポイントをお伝えしたいと思います。

 

これから5つのポイントをお伝えしますが、

この5つについて、事前に知っておいていただければ、

これから会社の理念を作るあたって、より深いレベルで理念構築ができると思います。

 

1.会社の理念と言えども経営者の理念

2.経営のための理念と言えども経営者の人生理念

3.自分のことは一番、自分が知っているが、一番、見えないのも自分

4.理念は進化する!

5.理念は浸透させるものではない!

 

まず、

1の『会社の理念と言えども経営者の理念』について

経営者を中心に、複数人の人が同じ所に集い、想いを一つにして同じ理想に向かって進んでいくのが会社という場所です。

その流れで、会社の理念の作り方を検討する際に、

従業員ミンナの思いをまとめることが会社の理念を作ることになる、という考えもあります。

 

しかし僕は、最終的には、ミンナの思いをまとめることが会社の理念になるとは思いますが、最初のステップとして経営者一人の想いを理念からスタートすると考えています。

まず最初に、経営者は、今の会社での活動を含め、これまでの人生を振り返ってみれば、何を理想と考え、どういう意味、価値を会社に持たせたいのか、どういう風に理想に進んでいきたいのか、かならず大切な想いを何かしら持っています。

従業員の皆さんと言えども、その想いに共感してくれるからこその、会社という同じ船に乗れるわけです。

ですから、まず、経営者の想いを理念としてまとめることが会社の理念の作りの第一歩になると考えています。

そして、その後、次のステップとして、経営者の想いを理念として確立してから、その想いに従業員の想いを付加していくことで、最終的な会社としての理念が完成します。

 

次に

2の『経営のための理念と言えども経営者の人生理念』について
会社の理念の作り方と言っても、いろいろな方法がありますし、表現のされ方、言い方があります。

企業理念、経営理念、ミッション、基本理念などなど・・・

僕の場合、いろいろな言い方がありますが、単純に、【理念】と表現しています。

その内容は大きく2つのテーマを合わせて理念として表現しています。

【理念】

・人生理念:理想世界の定義、理想のあり方

・行動指針:理念実現の方法、こだわりたいやり方

 

自分の人生のあり方(会社の存在価値)、目指す理想世界を言葉化したものが理念です。

ですから、最初に経営者の想いを理念でまとめることで言えば、経営者の人生の哲学、生き方、あり方、理想社会の定義がそのまま生き様となり、理念になります。

ですから、会社の理念の作り方と言えども、経営者の人生理念を作るつもりで作ればよいと思います。

 

次に、
3の『自分のことは一番、自分が知っているが、一番、見えないのも自分』について

僕自身が、自分の理念を作ろうとしたとき、一番、困ったところでした。

僕もプロとして、経営者の人生理念をまとめることができますが、これが自分に矢印が向くと、なかなか簡単に出来ませんでした。

例えば、自分が呼吸をすることに対して、いちいち何かを考えて呼吸するでしょうか?

おそらくほとんどの人が『無意識』にしていると思います。

自分にとって当たり前、できて当然のことについて、いちいちあれこれ考えることがありません。

しかし、そこに大切なことが含まれています。

 

例えば、こんなことはないですかね?

自分では何気なく、普通にできることでも、他人からみると「凄いね!」と言われること「うまいね!」評価されることってありませんか?

 

理念を作るときにも同じ現象が起こります。

「自分にとっては普通で当たり前だけれども、本当に大切なことは、気付きにくい!」

という現象です。

ですから、僕は、

できるだけ、モレがなく、自分の思いが120%反映された完璧な理念を作ろうと思えば、自分だけでなく、他人の視点、チカラが必要

だと考えています。

 

続いて
4の『理念は浸透させるものではない!』について

多くの経営者が、会社の理念を完成したあと、会社としてベクトルを揃えるために、従業員に理念を浸透させようとします。

 

しかし、それは得てして上手くいきません。

なぜかと言うと、

例えば、

誰も自分の考えを変えられたり、誰かの考えを無理強いされたい人は一人もいません。

つまり、理念を浸透させる行為は、その人が嫌がることを刺激する可能性があるということです。

 

では、どうしたらいいのか?

理念は浸透さるために使うのではなく、僕は、

仲間を募るときのキャッチフレーズとして使うことをオススメしています。

 

子供が、鬼ごっこで遊びたい時、「鬼ごっこしたい子、この指止まれ!」と言って、遊び仲間を集めます。

その使い方と同じです。

この「鬼ごっこ」の部分で、あなたが大切にしている想い、

つまり理念を伝えるのです。

そうすることで、同じ想いに共感してくる仲間が集まり、

その上で、理想世界に向けて一緒に歩けるスタート地点に立てます。

 

すでにいる従業員に対しても同じことをします。

そうすることで、

深いレベルで想いを共有できる人かどうかを確認し、

今後より繋がりを深め歩んでいけるようになります。

 

最後に
5の『理念は進化する!』について

これから会社の理念をせっかく作るのだから、

完璧なものに仕上げたい!

その気持ちはよく分かります。

当然、完璧を期して作るのはいいですが、理念は極端な話、

変化する可能性があります。

例えば、理念を作った後、事故にあって生死の間をさまよって、

死生観がガラッと変わったら、理念も大きく変わる可能性があります。

人間がすることで絶対はないですから。

 

そして実際の話しですが、

僕が理念作りを手伝った会社で、後に理念が変わった会社が何社もあります。

それは、理念が変わったとというより、進化したという表現の方が正しいです。

つまり、経営者が成長し、考え方、あり方がパワーアップして、理念としても進化したということです。

ですから、いい意味で、

理念が変化する、進化することはありますので、

その前提で、今、できる最高の理念を作っていただければと思います。

 

ここまで、会社の理念の作り方を検討する中で、知っておいて欲しい5つのポイントをお伝えしました。

何かヒントになれば幸いです。

あなたが腹の底から納得でき、

あなたに無限のチカラを与えてくれる理念が完成することを願っています。

 

追伸

他にも会社の理念の作り方で、細かいことを挙げれば、たくさん疑問点があると思います。

お気軽に、ご質問いただければと思います。

 

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