こんにちは。経営コンサルタントの奥田です。
「社員のモチベーションが低い・・・」と感じる経営者の方
社員と自分にやる気の温度差をいつも感じている経営者の方にお話したいと思います。
・少しでも社員にやる気を出してもらおうと、あれこれ考え、取り組んでみるが上手くいかない・・・。
・何とかモチベーションを高めてもらおうと、研修やセミナーに参加させてみるが思うような効果がでない・・・。
そんな結果にならないようにするための話です。
そもそもなぜ、あなたが社員のやる気、モチベーションを高める必要があるのでしょうか?
それは、モチベーションを高めることで、
少しでも今の仕事、役割において生産性を高め、
より大きな成果を出してほしいからだと思います。
では、
なぜ、多くの経営者が自社の社員のモチベーションが高まらない・・・と嘆き、
モチベーションアップのための策をあれこれ検討しているのでしょうか?
あなたは、なぜだと思いますか?
あなたなりの答えを持って、読み進めていただければ、より理解が深まると思います。
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いかがでしょうか。
それでは、僕なりの見解をお伝えしますね。
一つは、
「今、目の前で展開される社員のモチベーションが低いという状態が、本当なのか?」
ということがあります。
例えば、
ある社員さんは、表面的には、モチベーションが低いように見えるが、
内なる情熱を持っていることはないのか、
また、一般的に見れば、その社員さんのモチベーションは高いが、
あなたが求めるレベルでないということはないのか、
ということで、
「モチベーションが低いというのは、絶対の真実なのか?」ということが重要になってきます。
現状を見誤ると、その対応策が全然変わってきます。
僕は、コンサルタントとして、経営者の人生、お金、経営、健康等
ありとあらゆる質問に答えることを仕事にしていますが、
一番最初に、この入口の部分を必ず押さえることをします。
ですから、
「社員のモチベーションが低いから、どうやったらモチベーションを高められるだろうか・・・」
と悩んでいる経営者にも、
「それは本当ですか?」
「その考えは、絶対なんですか?」
と問うことから、コンサルがスタートします。
ただ、
僕のこれまでの社員のモチベーションを高めるというテーマにおいて、
相談いただいた経営者の「社員がモチベーションが低い・・・」という悩みについて、
「それが本当なのか?」
と問うことを何度もしてきましたが、
すべてのケースで、本当ではありませんでした。
つまり、
それが『絶対ではない』ということです。
厳密に言えば、「社員のモチベーションが低いときもある」が正確な表現となります。
モチベーションが低い『ときもある』と「モチベーションが低い」とでは、
全然、意味も違いますし、
当然のことながら、対処方法も変わってきます。
もう一つ、確かな現実、事実として、
モチベーションが高い、低いっていう判断は、経営者によって変わります。
ある人は、マックス100%の状態を持ってモチベーションが高いと判断する人もいれば、
80%もあれば、モチベーションが高いと言えるだろう、という人もいます。
つまり、あなたのモチベーションが低いという判断も、
あなただからこその価値観に照らし合わせて出された結論であるということです。
もしも、
あなたと全く別の経営者が入れ替わったとしたら、
ひょっとしたら、「社員のモチベーションは充分にあるじゃないか!」と
判断するかもしれないということです。
例えば、
本当は、モチベーションが高い社員に対して、
もっとモチベーションを上げろって尻を叩くのは、何か対応としてはおかしいと思いませんか?
そんなことをすれば、逆効果にしかなりません。
同じ失敗を誰も繰り返したくないと思います。
そこで僕が、実際に社員のモチベーションアップに成功した事例を一つご紹介したいと思います。
様々な会社で、これまでも、何かしら、社員のモチベーションを取り組みがあったと思います。
主にその取組み方法は、相手を変えることを前提とした取り組みがほとんどです。
しかし、上手くいっていないからこそ、今も現在進行形で多くの経営者が悩んでいます。
僕が先程、お話したとおり、
「社員の持ちーべションが低い」というのが真実かどうかを確認してきて、
そこには真実はなかったと言いました。
つまり、
モチベーションの高い&低いをジャッジしている経営者自身のモノサシ、価値基準の方に、
本当の真実があるということです。
賢明なあなたなら、分かると思います。
これまで上手く行かなかったやり方を続けても、上手くいく可能性はほとんどありません。
でしたら、とるべき方法は一つ。
これまでと違う方法を選択することです。
社員のモチベーションが低い問題が、どこからスタートしているかというと、
あなたのモチベーションの高い&低いを決める価値観から始まっています。
つまり、
ここが問題を引き起こしている根っこで、問題解決の答えということです。
そして、僕はコンサルする上で、
いつも【最短最速】で理想を現実化させることをテーマにしているので、
何が一番、【最短最速】かと言えば、相手を変えるのではなく、
自分を変えることをするのが、結果がでるのに一番早いやり方です。
相手を変えるって出来るように思っている人が多いですが、本当はできません。
相手の考え方を変えようと思って、
取り組んで上手くいかなかったことを再度繰り返しても上手くいくことはありません。
こう言ったら、よく分かると思います。
『イヌは犬、ネコは猫です。』
最初から、「そういう人」を「そうでない人」に変えることはできません。
そして、相手を変えるという働きかけは、
相手という不確定要素が多い存在に、ただ一つの変化を期待することです。
その変化は本当に成されるのか検討もつきません。
しかし、ベクトルを相手ではなく自分に向け、自分のことなら確実に分かります。
自分の意志でいつでも、変化への取り組みを行うことができ、その結果をすぐに検証できます。
これまで、社員のモチベーションが低いと感じたとき、
「いかに社員のモチベーションを高める」方法を考えて、取り組んで上手くいかなかったのなら、
その方法を継続して行うことはオススメしません。
なぜなら、成功する確率が非常に低いから。
それであれば、違うやり方をしたほうが賢明だと思います。
オススメする方法は、経営者のあなた自身にベクトルを向けることです。
そして、
「社員のモチベーションを上げなければならない・・・」
この考えが本当なのかを問うてください。
本当でない、絶対でないのなら、
やっきになってモチベーションを上げる必要がなくなります。
そもそも問題がなかったということになります。
気づくとはそういうことです。
この経営者自身への取り組みをすることで、
これまで社員さんが、経営者がどんな基準を持って、
モチベーションの高さを計っていたのかわからなかった状態から、
そもそもモチベーションの高さを求められることがなくなり、
結果的にモチベーションが上がったとうことが起きました。
あなたにとって「ありえない!」取り組みをすれば、
あなたに、間違いなく「ありえない!」結果が出ます。
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